
チンクエチェント博物館さんからの整備依頼のFIATムルティプラです。

室内全て剥がしてパイプを取りだしました。
再利用は不可能な為、同じ長さ、同じ太さのパイプを作ります。
ついでにラジエーター、ヒーターコアなど水回りを全て冷えやすいように再製作しました。









ファンシュラウドのゴムも無いため再製作しました。
点火系、燃料系、ブレーキ、スライドガラスなどなど アイドリング、水温、とても安定しました。
FIAT600ムルティプラは愛らしい車ですが、新車販売台数も少なく、現存数も少ない為、値段のほうは可愛くない値段になりました。
20年前位に4台ほど、スティルベーシックでもイタリア本国から輸入したり、レストアも何台もやりましたが、今は価格的になかなか手が出ない車両になりました。
イタリア本国でも、数が少なく値段も高騰していて大変希少な車になってます。