
フィアット500Fタイプの整備、仕上げをしています。
エンジン、ミッションを降ろし分解していきます。
ミッションは比較的綺麗になっておりましたので、各ギアの点検増し締めをし、組み立てていきます。またオイル漏れがありましたので、対策をしました。
組み上がりましたので積みました、ハブベアリングのグリスアップ、調整をしました。剥がれかけていたシフトダンパーゴムも新品に交換しました。
続いて改造されていたハーネスを直流ダイナモの配線に戻す為張り直します。
リヤアーム周りの分解整備をします。サビが出ていますので、サビ取り清掃し錆止後黒く塗装しました。サビで痩せてしまっていたスプリングはグッドUSED品と交換しました。
ショックアブソーバーは抜けていましたので、新品に交換しました。またホイールシリンダーも新品に交換しました。
ワイヤー類もかなり古いものでしたので交換しました。
ブレーキ、クラッチペダルも分解、グリスアップしました。クラッチペダルのロールピンはほぼ破損していました。ここが破損しますとそのままクラッチが切れなくなりますので新しいピンに交換しました。
エンジンも分解していきます。綺麗なピストンでしたが、回転方向の組み間違いがあり焼き付いていました。
状態の良いピストン、シリンダーを使用し組み直していきます。
エンジンを積み始動しました。
フロント周りタイロッドブーツが割れていましたのでグリスアップ後新しい物に交換しました。またショックアブソーバーも新しい物に交換しました。
予備検査も完了し試運転を繰り返しながら各部調整しています。